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ネットワークインターフェースは通信を行うデバイスのことです。
正しく設定することで他の機器との通信やインターネットへのアクセスが可能になります。
Conductorでは従来のルーターの代替となれるルーター機能(ルーティング/NAT)を搭載しています。
その為、LAN 向けのIPアドレスの設定の他にWAN向けの設定も行うことで、自動的にルーターとして動作します。

Conductorをルーターとして利用しない場合は従来のルーターのIPアドレス(サブネット)に合わせた設定と、 コントロールパネル[ネットワーク-ルーティング]ページでデフォルトゲートウェイにルーターのIPアドレスを設定する必要があります。

複数のインターフェースがある場合、コントロールパネルでの表記と実際のインターフェースが区別出来ません。
デバイス名とMACアドレスの部分が黄色になっているものがケーブルの接続されたインターフェースです。
これを参考にそれぞれのインターフェースを区別して設定してください。

IPアドレスを設定する

対象のインターフェースの各項目を入力し保存します。
設定内容はページ上部の再構築をクリックした後サーバーを再起動すると反映されます。

このインターフェースを使用する

チェックを入れることで対象のインターフェースを使用可能になります。
下記の項目を設定しても、このオプションが無効の場合は反映されません。

DHCPサーバから自動的に取得

DHCPサーバーが稼動しているネットワーク内でIPアドレスを自動的にするオプションです。
IPアドレスを手動で設定するため使用しません。

IPアドレス

設定するIPアドレスを指定します。
従来のルーターをそのまま利用する環境の場合は、
ルーターのネットワーク(サブネット)に合わせてIPアドレスを指定してください。
(異なるサブネット間の機器はお互いに通信出来ません)

サブネットマスク

IPアドレスからネットワーク(サブネット)を算出するIPマスクです。
一般的な環境では255.255.255.0を指定すれば問題ありません。
大中規模ネットワークでは変更する必要があるかもしれません。

IPアドレスの追加

1つのインターフェースに複数のIPアドレスを割り当てることが可能です。
コントロールパネル[セキュリティ-ファイアウォール]と組み合わせれば強固なセキュリティを構築することも可能です。
メインのIPアドレスと同じサブネット内のIPアドレスを追加する場合は、
サブネットマスクを255.255.255.255にしてください。
メインのIPアドレスを同じサブネットマスクにすると通信が不安定になる可能性があります。

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PPPoE接続を設定する(ルーター機能:ADSL/光など)

PPPoEは多くのプロバイダで採用されているADSL/光向けの接続認証方式です。
契約後に通知される資料にPPPoE接続に関する情報が記載されていると思いますので、
その情報を設定することで、従来のルーターの代わりにConductorでインターネット接続が可能になります。

インターフェース

PPPoE接続を行うインターフェースを選択してください。
モデムや終端装置と接続しているインターフェースです。

認証アカウントID/パスワード

PPPoE認証にはID・パスワードによる認証が必要です。
プロバイダ等から通知されている情報を指定してください。
パスワードは画面上には表示されませんので入力には注意してください。

サービス名

サービス名の指定が必要な場合は指定してください。
ほとんどのサービスではシステム内で自動的に取得するため指定は不要です。

MTU

MTU値を調整することが出来ます。
わからない場合は初期値のまま設定してください。

MRU

MRU値を調整することが出来ます。
わからない場合は初期値のまま設定してください。

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DHCP接続を設定する(ルーター機能:CATVなど)

一部のプロバイダではインターネット接続に認証が必要ない場合があります。
そのような環境ではDHCP接続を行うことで従来のルーターの代わりにConductorでインターネット接続が可能になります。

下図のようにこの[インターフェースを使用する][DHCPサーバから自動的に取得]オプションの2つを有効にして設定してください。
他の項目は空白のままで問題ありません。

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