初期設定時にファイルサーバー機能を有効にしていない場合は、共有フォルダーの設定を行う前にファイルサーバー機能を有効にする必要があります。
コントロールパネルのメニューの[システム]をクリックし、
子メニューが開いたら[全体設定]をクリックします。
項目[ファイルサーバー]の[使用する]にチェックを入れて、 [変更]ボタンをクリックします。
項目[ファイルサーバー]の[基本設定はこちら]リンクをクリックします。
設定フォームの項目[ワークグループ名]にはLAN内のWindowsネットワークのワークグループ名を入力します。
(デフォルトでは[WORKGROUP]や[MSHOME]など)
項目[サーバー名]にはサーバー固有の名称を入力します。
Windowsの[コンピューター名]に該当する項目です。
設定が完了したら、サーバーを再起動してください。
ここまでの設定内容の反映には再起動が必要です。
ファイルサーバーへアクセスするためにはユーザーアカウントが必要です。
WindowsログオンのアカウントとID・パスワードが同一のアカウントを作成すると、ファイルサーバーへの接続認証が省略されます。
アカウントはコントロールパネル[アカウント-システムアカウント]ページから登録することができます。
コントロールパネルのメニューの[アカウント]をクリックし、
子メニューが開いたら[システムアカウント]をクリックします。
システムアカウントを登録する場合は画面内の[アカウント 新規登録]リンクをクリックして、登録画面に移動します。
登録フォームの項目[ユーザーID][パスワード]にはファイルサーバーに接続する際に使用するアカウントのID・パスワードを入力します。
項目[ファイル共有(Samba)]は[使用する]にチェックが入るようにクリックします。
フォームへの入力が終わったら[登録]ボタンをクリックしてアカウントを登録します。
登録完了メッセージが表示されたら、アカウントの一覧ページに戻ってリストを確認します。
先のフォームで入力したユーザー名のアカウントがリストに表示されていればユーザーの登録は完了です。
サーバー内の特定のディレクトリを共有フォルダーとして自ネットワーク内に公開することができます。
コントロールパネルのメニューの[サーバー]をクリックし、
子メニューが開いたら[ファイルサーバー]をクリックします。
[共有フォルダー 新規登録]リンクをクリックすると新規登録画面に移動します。
登録フォームの項目[フォルダー名]は共有フォルダーの名称を入力します。
項目[対象ディレクトリ]はサーバー内の共有したいディレクトリのパスを入力します。
正式なパスではなくディレクトリ名のみを入力した場合、[/usr/local/var/shared/]以下にディレクトリが作成されて対象ディレクトリとなります。
項目[許可ユーザー]は、その共有フォルダーにアクセスが可能なユーザーを選択する項目です。
フォームへの入力が終わったら、[登録]ボタンをクリックして共有フォルダーを登録します。
登録完了メッセージが表示されたら、共有フォルダーの一覧ページに戻ってリストを確認します。
先のフォームで入力した共有フォルダーの設定がリストに表示されていれば登録は完了です。
設定に間違いがなければ、[再構築]ボタンをクリックしてファイルサーバーに反映させてます。