設定後にサーバを再起動した際、サーバーにアクセスが出来なくなる場合がありますので、
初期設定の各項目は正しく設定してください。
アクセス出来なくなった場合はFAQをご覧ください。
サーバーでは複数のドメイン・ホストを扱うことができます。
その中でこのサーバー自身を示すホスト名を1つ割り当ててください。
必ずホスト名+ドメイン名の形式で指定してください。
ホスト名を省略したドメイン名を指定した場合の動作については保証されません。
例: sv1.example.com
エラーメールなどのサーバーがroot宛に送信するメールの宛先を指定してください。
サーバーを管理する方のメールアドレスを指定してください。
特に理由がなければ使用するにチェックを入れてください。
LAN内にネームサーバーが存在する場合のみ、チェックの必要はありません。
ネームサーバーを使用するにチェックを入れた場合は空欄にします。
そうでない場合に、参照するネームサーバーのIPアドレスを指定します。
特に理由がなければ使用するにチェックを入れてください。
このサーバーではメールの送受信を行わない場合は必要ありません。
ただし、WEBアプリケーションなどからの送信も不可能になります。
インターネット回線でOP25B対策が実施されている場合などで、
外部へのSMTP接続が制限されている場合にチェックを入れて以下の項目を設定してください。
現在は動的IPアドレスの環境のほとんどがOP25B対策の対象となっております。
プロバイダで告知されている情報を元に設定してください。
SMTPリレーで経由させるSMTPサーバーのホスト名・IPアドレスを指定してください。
以下はプロバイダで指定されている情報と、実際に設定しなければならないホスト名が異なるものです。
通常は25か587です。
上のSMTPサーバー名のホストの条件に合わせて設定してください。
送信にSMTP認証を必要とする場合そのユーザー名(ID)を指定してください。
一部のSMTPサーバーを除いて必ず指定する必要があります。
プロバイダのSMTPサーバーの場合、ほとんどがプロバイダ発行のメールアドレスの受信IDになっています。
認証ユーザー名に対応したパスワードを指定してください。
Windows互換のファイル共有を使用する場合はチェックを入れてください。
Windowsネットワークのワークグループ名を指定してください。
デフォルトではWORKGROUPやMSHOMEなどが使用されます。
ご利用の環境に合わせて変更してください。
Windowsネットワーク用のマシン名(NetBIOS名)を設定することが出来ます。
他のPCのマシン名と区別できる名前を付けてください。
リスト項目に[アクティブ]と表記されているインターフェースは
LANケーブルを接続しているインターフェースです。
それを参考に使用するインターフェースを選択してください。
サーバーに設定するLAN側のIPアドレスを指定してください。
Conductor5をルーターとして利用する場合はある程度自由に設定することが出来ます。
ルーターとして利用しない場合は使用しているブロードバンドルーターのIPアドレス(現在のネットワーク)に合わせて設定してください。
通常は255.255.255.0です。
Conductor5をルーターとして利用する場合は使用するにチェックを入れてください。
LAN側インターフェースで設定したIPアドレスに合わせてDHCPサーバーが通知する IPアドレスの範囲を指定してください。
良く分からない場合はLAN側インターフェースのIPアドレスは192.168.1.1を指定し、割り当て範囲は下図のように指定してください。
Conductor5をルーターとして利用する場合のみ選択してください。
LAN側インターフェースで選択したインターフェースは使用しないでください。
よってルーターとして利用する場合は必ず2つ以上のインターフェースが必要です。
WAN側インターフェースの接続先がDHCPサーバーまたは互換機能を持つ場合はチェックを入れてください。
このオプションは一部のCATV(ケーブルテレビ回線)やSoftBankBB(YahooBB)の一部のプラン向けの設定です。
WAN側インターフェースの接続先がPPPoEサーバーである場合にチェックを入れてください。
多くのインターネット回線はこのPPPoE接続により接続することが可能です。
PPPoE接続用のアカウントID(接続ID)を指定してください。
プロバイダから配布されている資料に記載されています。
認証アカウントIDに対応したパスワードを指定してください。
Conductor5をルーターとして利用しない場合は、
使用しているルーターのIPアドレスをここで指定します。
ここまでの設定を確認し、設定ボタンをクリックして保存してください。
設定した内容はサーバーを再起動することで反映します。
再起動は左メニューのシステムをクリックし、
開いた項目から停止・再起動をクリックして表示したページから実行できます。
Conductor5をルーターとして利用する設定の場合は、再起動ではなく停止を実行し、
LANケーブルを接続しなおしてから起動すると良いです。
起動確認後、LAN側インターフェースで設定したIPアドレスでコントロールパネルにアクセス出来るか確認してください。
ルーターとして利用する設定の場合はインターネットへアクセス出来るか確認してください。
以上で、インストールと初期設定は完了です。お疲れ様でした。